曲げ木木製児童向け人力車 RICKLE 日本産(秋田産)
価格:ASK円
人力車とは明治から大正、昭和初期に移動手段として、乗客を車夫が人力で輸送するための車。英語ではRickshawとも書かれる日本語由来の英単語。
現在では観光地などでしか利用されることがなくなったが、文明開化の頃に生まれた日本の伝統的な乗り物といえます。
私たちが、子供向けの人力車を作ろうと思ったきっかけは、第一に今では一部の観光地でしか乗ることの出来なくなってしまった日本の伝統的な乗り物「人力車」を子供たちに知ってもらい体験して欲しい。という気持ちと、人力車には子供たちのコミュニケーション能力を促進するために優れた遊具である。と考えたからです。
人を乗せて引く役目の車夫と、後ろに乗客となり乗る人の関係性には、「木育」としての可能性が秘められていると私たちは考えています。
従来の教育教材や遊具など見ても、道具や、荷物を引く乗り物や遊具はあっても「人」を引くための遊具などはほとんどありません。もちろん、使用方法によって生じる危険性を懸念し、そのような製品が生まれてこなかった。ということも十分考えられます。
確かに、監督すべき大人がいない環境で、子供が子供を乗せて遊ぶ遊具は安全だとは言いきれませんが、集合施設や、児童館といった施設で監督すべき大人がいる環境でしたらどうでしょう。子供が子供を乗せて引いている感覚を子供はどう思うでしょうか?また、大人はそれを見てどう感じるでしょうか?
人を乗せて引く側の「車夫」の役目も、乗る側の「乗客」の役目も子供。両者とも子供がその役目を果たすには、言葉では通じない子供同士の中での「信頼関係」が芽生えなければお互いの役目を果たすことができません。
車夫の役目をする子供は、モノを乗せて引く時と違い、後ろの人が乗っていることで、無意識に人を意識しながら進むようになります。そこには言葉で説明し、大人が教えなくても、子供本人が経験することで自然と後ろの人に対する「思いやり」の感情が生まれています。
また、乗客側の役目をする後ろに座る子供も、車夫の役目の子供の意識が「思いやり」の意識に変化し始めることで、乗客側の子供はその感情変化を行動から無意識に感じ取り、乗客としての役目を楽しく感じるようになります。
そこには、乗客の役目の子供が車夫の役目の子供に対して、体をゆだね、まかせる意識が生まれ、自然と「信頼関係」が芽生え始めます。
このような行為を交互に行い、沢山の子供たちに体験させることで、その体験をお互いに共有したことで連帯感や達成感が生まれます。またコミュニケーション能力の促進や、幼児期から児童期に必要な人格・性格形成を養うことに有効な乗り物が、「曲げ木木製児童向け人力車 リックル」だと考えています。
今まで、道具や物を引いたことのある子供であっても、人を後ろに乗せると、最初は多少なり乱暴な引き方をすることがあるかもしれませんが、そのような子供でも徐々に後ろにいる乗客側の人に意識を持ちはじめ、まっすぐ走るときは早足であっても、曲がろうとする時などは、無意識に減速したり、大回りにゆっくりと曲がろうとします。
後ろに乗客として乗る子供についても、乗りはじめの時点では、緊張して背もたれに背中をもたれることが出来ず、背筋がピンと張った姿勢で乗りますが、徐々に車夫側の子供が「後ろに人を乗せている。」という意識を強く感じるようになると、その子供の行動を乗客側の子供は体で感じ取り、楽しく互いに遊ぶようになります。
また、交互に乗り手と引き手を体験させると、さらに人を思いやる車夫なる子供と、安心して乗客として楽しむ子供の関係性が芽生えるようになります。
「曲げ木木製児童向け人力車 リックル」を製作するにあたり、我々は実際の観光事業として人力車の観光サービスを行っている有識者を招き、構造や機能、有識者目線からの人力車の重要かつ必要なディテールなどヒヤリングし、それを弊社デザイナーが木材の構造などを加味した上で最終的なデザインを行っています。
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